これね、べつにKING GNUやマキシマム ザ ホルモンだけの問題じゃないのよ

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これね、べつにKING GNUマキシマム ザ ホルモンだけの問題じゃないのよ。

無邪気で幼稚なわが国の「ロック」のみなさんは、本人たちの自覚(ノンポリ)とはうらはらにきわめて「政治的」である、といういつもの話。

アンチ・セクシズムやアンチ・レイシズムを掲げるバンドに「茶化し」や「イジり」でしか返せない貧困なる精神。でも大方の「普通の日本人」のみなさんはこのメンタリティと行動パターンを無意識に内面に組み込んでしまっているので、なにが悪いのかもわからない。

「真面目な人」を茶化す人の態度の裏には「照れ」「戸惑い」があり、根底には自己の安定を揺るがす「真面目な人」への恐怖がある。

そのため「茶化し」や「イジり」でマウンティングして心理的安定を得ようとする。仲間うちで目配せを交わしあい、半笑いで「空気読めよ」とうそぶく。

 

↓これとかもう、ほとんどパニック状態でしょ? 脊髄反射的になにかの防衛機制が働くんだろうね。

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ま〜でもいちいち愚痴ってもしょうがないので(愚痴ってるけど😅)、俺は好きな人たちと好きな音楽を力いっぱい楽しんで人生を謳歌するのがいいかな~なんて思います。

 

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ヴィクトリアがトップレスでステージに立つのは性的消費への反発

 「女性の身体というのはいつだって性的に見られてきました。それは最悪なことですし、誰しもが自分らしくいられるべきで、自分が好きな見た目であっていいと思います。私が乳首を隠さざるを得ないのはそういう理由です」。

 男性が公共の場で乳首を出すのは問題がないが女性は問題視されるのはダブルスタンダードだが、そのダブルスタンダードの背景にあるのは、女性の身体は性的モノ化されてきたという事実。そうした事実に反発してきたヴィクトリアは、幼少期の頃から“女の子はこうあるべき”というジェンダー規範がしっくり来ていなかったといい、「6歳のとき、私は「女性的なもの」をすべて拒否するようになりました。スケートボードに乗り、髪を短くして、ボーイッシュな格好をして。スカートを履かなかったのは、スカートが嫌いだったからではなく、自分らしさを主張したかったからです」と2021年にイタリア版Elleに話している。

すばらしい。わが永遠のヒロイン、グレイス・ジョーンズを思い出す。

声を大にして言いたい。

「オンガクハ、セイジデアル」

www.chikumashobo.co.jp

いいタイミングですてきな本が出た。