『ウォー・ダンス〜響け僕らの鼓動〜』

町山智浩氏のブログで知ったんだけど、
『ウォー・ダンス〜響け僕らの鼓動〜』という映画が11月1日から公開される。

 過去20年に渡って、ウガンダ北部に生きる子どもたちは反政府武装組織の脅威にさらされ、家も家族も、一切の安全も安心も奪われた。戦争の一番の被害者は、いつも子どもたちである。しかし、ウガンダにおける戦争は複雑な側面も持つ。子どもたちは犠牲者であると同時に、反抗活動を維持してきた兵士でもあるのだ。反政府軍は、村から拉致した子供たちを少年兵として戦線に補充するという悪逆無道な手段をとっている。結果として兵士の80%は子どもであり、中には5歳の子どもまで含まれているのである。

 闇に乗じて反政府軍は村々を襲い、新規の兵士候補を拉致していく。子どもたちは文字通りベッドから引きはがされて連れ去られる。重装備で武装した兵士達に対して親たちはあまりに無力だ。抵抗するものはその場で惨たらしく処刑される。拉致された子どもたちは、銃で脅されながら隣人らに暴力を浴びせることを、さらにひどいときは両親を殺すことを強要されてしまう。そして男子は兵士として訓練され、女子は慰安婦にされるのだ。

http://www.wardance-movie.com/

これ、まさに前回書いた『機動戦士ガンダム00』の主人公、刹那・F・セイエイの境遇ですね。

『ウォー・ダンス / 響け僕らの鼓動』予告

絶望的な環境で生まれ育ったにもかかわらず、歌い踊る子供たちの笑顔はまっすぐで明るい。
もう予告編見ただけでじわーんと涙が出てくる。ハートわしづかみですよ。


こういう描写がちょっとでもあれば、『ガンダム00』にももっとのめり込めるんだけどなー。