一昨夜(2月3日)放送された『ロンドンハーツSP』はおもしろかった!
「狩野英孝がミュージシャン“50TA(フィフティーエー)”としてCDデビューを果たすどっきりを仕掛けられる」という筋書きで、自信満々に増長しまくる狩野の一挙手一投足がツボにはまって爆笑の連続。死にそうでした。
番組の内容に関してはこのあたりを参照。
50TA|狩野英孝 オフィシャルブログ 狩野とアルいてく
仕掛けの方法論は完全にプロレスメソッド。20世紀に死んだと思われたプロレスの手法がこんなところで息を吹き返しているとは思わなんだ。
もし制作者に「やらせですか?」って聞いたら「ガチに決まってるじゃないですか!」って答えるはず。
「狩野英孝をだます」という共犯意識でつながる観客の一体感とワクワク感、でもってその観客自身もだまされてる(かも?)っていう構図がプロレスっぽくておもしろい。
案の定、2chの狩野スレはヤオガチ論争になってるし。
いいじゃねえか。フェイクの中にリアルがあるのよ。
「はしごを登りきったところでまっさかさまに転落するお調子者」を演じきった狩野英孝はたいしたもんだと思う。
ひさびさに気持ちよくだまされました。着うたも買っちまった。
「偽の企画だからCDはリリースしないけどケータイで配信する」って、むしろその方が商売としてはおいしいんじゃない? むだな在庫抱えなくて済むし。