フレディが歌うカップヌードルのCMが大嫌い

フレディ・マーキュリーの生前の映像にくだらない替え歌をかぶせたカップヌードルのCMを見るたびに、愚弄された気分になる。
『魁! クロマティ高校』の「フレディ」なんかは、明らかにフレディ・マーキュリーを茶化した出オチキャラにもかかわらず、カップヌードルのCMのような不快感はない。この違いはなんなんだろう。


その前のMISIAのCMも、見ていると微妙な気分になった。とても喜んで歌っているようには見えない。なにか断れない裏事情があったんじゃないかと勘繰りたくなる。


ジェームズ・ブラウンの「ミソッパ」「カニッパ」も嫌だったな。あれも日清か。
「Get Up!」の語尾が勢いあまって「ゲラッパ」になってしまうJBの音楽的・人間的過剰さが、あのフレーズの面白さのキモなのに。
だいたい「味噌っ歯」を連想するフレーズを食品のCMで連呼するのはどうよ?


などと、いろいろ思い出しているうちに、ブルース・リーを使った新グロモントのCMの記憶がよみがえり、不愉快を通り越して怒りの鉄拳を握り締めるのであった。