Twitterをはじめてからのツイートをまとめてみた

Twitterをはじめたら、案の定ブログの更新が止まったぞ。
http://twitter.com/mskasuga
そういやはてなハイクをはじめたときもそうだったなあ。


……そうだ! Twitterの発言をブログにすればいいじゃん!
というわけで、1月28日にTwitterをはじめてからのツイートをまとめてみました。

Twitterことはじめ

※ブログと同じアカウント名にしようと思って探したら、「stonedlove」はすでに使われていた。Twitterのstonedloveさん(http://twitter.com/stonedlove)はシドニー在住の中国人で、プロフィール画像エイフェックス・ツインの『Windowlicker』。なにか近しいものを感じる。
※ちなみにブログ名の「Stoned Love」は、10数年前にDJ/プロデューサーとして活動していた頃に使いはじめた芸名。ジャマイカサウンドシステム「Stone Love」をもじってつけたんだけど、最近スプリームスに同名の曲があることを知って驚いた。
The Supremes - Stoned Love

■ひとことディスクレビュー(1)

※ストーン・ラヴのことを考えていたら、なんだかむしょうにダンスホール・レゲエが聴きたくなった。というわけでブジュ・バンタン『Voice Of Jamaica』。ダンスホール・レゲエをはじめて聴いたときは「お経みたいだ」と思っていた。わけのわからない記号の羅列が、ある日突如として意味のある響きに変わる。ジャズもテクノもデスメタルも、そんなふうにして好きになった。
球磨焼酎「白岳」を流し込みながらジェリー・マリガン。最近ようやく非=黒人によるジャズを素直に楽しめるようになってきた。ここんとこよく聴くのはカーラ・ブレイマイケル・マントラー、秋吉敏子
マーク・ボラン「The Wizard」をひさびさに聴く。ふわふわと幻のように現れ消えていく1分50秒のマジック。
※ソウルフライ『3』。あんまり人気ないけどいいじゃんこれ。
ジミ・ヘンドリックス『Nine To The Universe』より「Jimi/Jimmy Jam」。ラリー・ヤングとの丁々発止のやりとりが収められている。クールな火花散るセッション。
ジミ・ヘンドリックスの没後に発売されたアルバムには、その時代のトレンドやテクノロジーが現れていておもしろい。オーバーダブが多すぎると批判された『Crash Landing』(75)とか、過剰なマスタリングに賛否両論の『Voodoo Soup』(95)とか。どっちも好き。
ギル・スコット・ヘロン「The Revolution Will Not Be Televised」。いまこそ聴かれるべき曲。
※DJバク『DHARMA DANCE』、ラム・オブ・ゴッド『Wrath』。闘志がみなぎる(`・ω・´)
※『Life:Styles Compiled By Kenny Dope』。ジャクソン5「I Am Love」にはじまりブラック・サバス「War Pigs」で終わる選曲にうなる。
※ムタンチス『A Divina Comedia Ou Ando Meio Desligado』。初期のとっちらかったカオスは後退ぎみだが、そのぶんすっきりしたアレンジで聴かせる。BGMにはいい塩梅。

■ミニコラム「シン・リジィ

VAGABONDS OF WESTERN WORL

VAGABONDS OF WESTERN WORL

シン・リジィ最高! ただ10代の頃はよさがわかんなかったなー。そもそも聴く機会がなかったし、ヒゲアフロだったし。いまではダブリンのパブで酔っ払いと肩組んでシン・リジィ歌うのが俺の夢です。

ブラジル人とアイルランド人の混血児として生まれたフィル・リノットは、故郷ダブリンにいても自分のふるさとがなかった。彼のバンド、シン・リジィの初ヒット曲となったアイルランド民謡のカヴァー“Whisky In The Jar”は、恋人に捨てられ悲嘆に暮れる無頼者の歌だ。

『remix』のサウダーヂ特集(2004年10月号)に寄せた一文。その他に挙げたサウダーヂな曲は、戸田恵子「コスモスに君と」、串田アキラ「星空のメッセージ」、村木賢吉「おやじの海」(自主制作ヴァージョン)。

■映画・テレビ

※酔った勢いで以前から観たかったパラジャーノフざくろの色』を見はじめるが、次々に展開される狂気すれすれのヴィジョンにジミー・ウォング『ドラゴン特攻隊』を連想してしまう俺はカンフー脳。
※ケーブルテレビ(J:COM)導入して真っ先に録画したのが『空手バカ一代』と『ザ☆ウルトラマン』……我ながらボンクラだなあ。しかしCSすごいな、なんでもあるじゃん……。番組表を片手にぶつぶつ言いながら『アイアンキング』と『オズボーンズ』と『1年B組新八先生』と『眠狂四郎』を予約。
※娘とテレタビーズ。おっおー♪
※録画していた『田園に死す』を観ていたが、娘が目を覚ましたので中断。確実にトラウマになるよな〜。「私(寺山修二)」を演じた菅貫太郎を検索すると、「麻呂(画像も貼らずにスレ立てとな!?)」がヒットする。なんというか、時空のねじれを感じる。
※『眠狂四郎殺法帖』。シリーズ第1作。のちに顕著となるエログロ要素はさほどでもないが、活劇としては充分楽しめる。ドーラン薄めの雷蔵も魅力的。
ファミリー劇場で『伝説巨神イデオン』はじまった! そんなの見るにきまってるじゃん! 第1話、何回も見たはずなのにやっぱりすごくおもしろい! ぐいぐい引き込まれる。すぎやまこういちの冴えっぷりもすごい。

■本

※『ライ麦畑でつかまえて』を知ったのは、TMネットワークのファンブック『EARTH』(86年)。宇都宮隆がお気に入りに挙げていた。ちなみにウツの好きな香水は4711ポーチュガル。ええ影響されましたとも。
※ザ・サリンジャーは追悼ライヴやるんだろうか。
高橋健太郎『音楽の未来に蘇るもの』新版発売予定! うれしい! いちばん影響を受けた音楽本です。クラブ・カルチャーにまつわる書物は数あれど、あれだけのパースペクティヴを示した本にはあとにもさきにも出会っていない。若い読者にも大きな糧となるはず。

■時事ネタ

※「大量の人骨は人体実験?旧軍医校の跡地調査へ」 - YOMIURI ONLINE http://bit.ly/dvcyAN これ、俺が学生んとき騒いでたやつだぞ。まだ発掘調査してないのか? 推奨BGM:スレイヤー「Unit 731」。タイトル通り、題材は731部隊。こんだけ物騒な内容なのに、ほとんど日本国内で話題にのぼっていない。英語だから? メタルだから? 不思議だ。
デーモン閣下朝青龍は“横綱”を理解できず」 - SANSPO.COM http://bit.ly/djRzss サンケイスポーツは、「横綱朝青龍(29)」と書くのであれば、デーモン閣下の年齢(100047)も記載すべきではないか。
※「脱藩ガールズ」見参!! http://dpgirls.jp/ なんのサイトかよくわからなかったがメタタグ見たら一目瞭然。<meta name="keywords" content="幸福維新,幸福実現党,坂本龍馬,脱藩" /> 全員Twitterで政治活動を行うらしい。「ウヨドル」って言葉あるんだ……。

■ひとことディスクレビュー(2)

※浅川マキ『浅川マキの世界』。「暗そう」という先入観が邪魔して敬遠していた。訃報を機に聴いてみたらじつに軽妙洒脱で心洗われる音楽ではないか。生前に知らなかったことが悔やまれる。
※『4Hero Present Brazilika』。ミルトン・ナシメントやアジムスのオリジナル楽曲とダンサブルなリミックス・トラックの取り合わせが絶妙。
※トラブル『Manic Frustration』。パッションほとばしるドゥーム・ロック。もうちょい低音がデカけりゃ最高なんだが。
※サフォケイション『Blood Oath』。速い! 重い! 息苦しい!!
※セゼン・アクス『Gulumse』。濃密な夜の匂い。
エグベルト・ジスモンチ『Academia de Dancas』。半ボケの脳が除々に活性化する。いい感じ。
内田裕也コミック雑誌なんかいらない』。意外にも大江慎也のソロに近い印象を受ける。共通点は80年代的なプロダクションと、けっしてうまくはないが聴き手の心に残る歌声。ところで、初期ルースターズのファンは多いけど、中〜後期や大江のソロが好きな人はガクッと減るんだよなあ。
ザ・フー『Who Are You』。スーパーボウルのアレ見て衝動的に聴きたくなった。若い頃は後期のフーはオッサンくさくて聴けなかったんだが、なかなかいいじゃないですか。
※マリオン・ブラウン『Afternoon Of A Georgia Faun』。ECMならではの現代音楽とジャズのブレンド。じつに面妖な音楽。
マイルス・デイヴィス『Aura』。80年代のマイルスはちゃんと聴いてこなかったけどおもしろいな。後期DCPRGみたい(逆だ)。
人間椅子はドゥーム/ストーナーとかジャップロックの文脈から大々的に再評価したい。
イアン・デューリー『Sex & Drugs & Rock & Roll』。なんか元気出てきた( ^ω^)
※ヤーボー『Thirteen Masks』。瘴気ただよう暗黒インダストリアル・ロック。
※アール・クルー「Doc」。『週刊ラジオアニメック』のテーマ曲。一般的には『ルックルックこんにちは』のテーマといったほうが通りがいいか。
モノランモノランおもちゃのチャチャチャ」。作詞・野坂昭如!! ソ、ソ、ソクラテスプラトンか♪ ニ、ニ、ニーチェサルトルか♪

■雑談

※「パッパラー河合」という芸名はフェリックス・パッパラルディと関係あるのかないのか? 昔からの疑問。
※敬愛するアニキ、芝原龍弥さんのブログを発見。http://blog.auone.jp/hermits/ ヴィオラォンとカポエイラ(!)をやっていらっしゃるらしい。
※学生時代に在籍していた早大ブリティッシュ・ビート研究会の思い出。古着の軍用パーカー(いわゆるモッズ・パーカー)を着用する部員が大勢いたため、新入生に「制服ですか?」と尋ねられたという逸話が。
ゲイリー・ムーア来日で思い出したんだけど、知人(40代後半)は「ギャリー・ムーア」って呼んでいた。昔の『ミュージック・ライフ』とかではそう表記してたのかな。シン・リジィのライヴでも「ギャリー・ムーア」「フィル・リノット」って呼んでいるのを聞いたことがある。アイルランド訛りなのかも。
※海外アーティストのカタカナ表記の話。ネイティヴとあんまり違うのもアレだし、かといってバラカン表記(「レッド・ゼペリン」とか)にも多少の違和感が……。「カート・コバーン」はロキノン読み? 「ジェームズ・コバーン」に引きずられた可能性もある。原則としては国内盤が出ているものはそれに従うが、「クリーター」「クリエイター」(KREATOR)みたいにレコード会社によって表記が違うものもあったりしてややこしい……。国内盤が出ていない場合は類推するしかないが、失敗も多々ある。インタビュー時に「なんて読むの?」とじかに聞いたことも。英語圏以外の人種・文化的なルーツがある人の場合、英語ネイティヴでも読めない場合がある。
※下北沢八剣伝にて、もと『remix』編集部員が集まって飲み会。俺は楽しかった記憶しかないんだが、さっき聞いたら「ベロンベロンになって増井修への愛憎を延々グチッてたよ」とのこと。おそらく「愛」はストーン・ローゼズに関する一連の記事、「憎」は部落差別。関係各位、サーセン(´・ω・`)
※その夜の妻のツイート:「夫、泥酔して帰宅。いいからパンツを履け」
※ちなみに下北沢八剣伝の店長は俺の弟です。よろしくおねがいします。
カーリングを見ていると『ちょっとヨロシク!』を思い出す。吉田聡は俺の理想のまんが家。ヤンキーでありおたくでもある。苺谷も花田も、両方いていいんだよ。どっちかに決めんなよ。人格の可塑性を信じたいのかもしれない、俺は。深町秋生『ヒステリック・サバイバー』を読んだときもそう思った。

■ひとことディスクレビュー(3)

※プラスティックマン『Artifacts』。『Musik』みたいなカッチリとコンセプチュアルなアルバムではなく、ラフなスケッチ集といった趣。これはこれでいいではないですか。
※プラスティックマン『Consumed』。スカル・ディスコにつないでも違和感ないなあ、この暗さは。
カーティス・メイフィールド『Heartbeat』。ソフト・サウンディングなディスコ・サウンドの随所にピリッとスパイスが効いていてじつに小気味よい。
※アイス・T『O.G. Original Gangster』。ウィリー・コローンにも同名のベスト・アルバムがあるけど、関係あるのかな。アイス・T、本当にブラック・サバス好きなんだなー。
※ウィリー・コローン『The Hustler』。「夜の活力」、って感じ。
※ヤクザ『Samsara』。シカゴ出身のメタル/パンク/ジャズ・バンド。聴いてるとやたら凶暴な気持ちになる。
ビースティー・ボーイズ『Some Old Bullshit』。前半はバッド・ブレインズまんまで微笑ましい。後半のダブ/ニューウェーヴ的な展開も刺激的。『Check Your Head』とおなじくらい好き。Amazonのレビューで酷評されているのが悲しい。酷評してる人が絶賛してるのがジェフ・ベックスティーヴィー・レイ・ヴォーンっていうのもなんだか。どっちもいい音楽なんだけどなあ。
ビースティー・ボーイズ『Check Your Head』。意外にもカンの中期に似ていることに気づく。ジャズやファンクにオルタナティヴな解釈が加わって得体の知れないグルーヴが生まれているところとか、あと躁鬱気味なところとか。
※ストリート・スライダーズ「Boys Jump The Midnight」。うひゃーカッコいい!! 曲もサイコーだけど音響が抜群。マイケル・ツィマリング、さすが。
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ『Over The Years And Trough The Woods』。ぶんぶんやりてえ!
※バトルロッカーズ「セルナンバー8」。血が騒ぐ!!

■ああ娘

※娘はまだチョコレートを食べたことがないのだが、そろそろアレがおいしいものだということに気づきはじめたようだ。よく「ちょっこえいと、ちょっこえいと♪」と歌っている。
※娘は私の本棚に置いてあるザ☆ウルトラマンのソフビ人形を怖がる。見ると「うっとあまん、こわい」とつぶやいてすたすた逃げ出す。
※節分の夜。鬼のお面をつけて「ウガー」とか言いながら娘に迫ったらまさかの号泣。参った(´・ω・`)




……うーん。ライフログとして自分で読み返すぶんにはいいけど、これ、ほかの人が読んでおもしろいかなあ?
まあいいや、とりあえず今回はこんな感じで。
いろいろ試行錯誤しながら続けますので、みなさま、よろしくおねがいします。