映画『三島由紀夫 vs 東大全共闘 50年目の真実』を観た。
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芥正彦の明晰な弁舌と毅然とした立ち居振る舞い、
豊島圭介監督が俺の好きだった『怪奇大家族』や『
大学時代、
自分が小中学生のときに加わっていた部落解放運動に比べると、
「諸君が『天皇』と言ってくれれば、
戦時中に「天皇」や「国家」
甘粕正彦の自殺を思い出した。
似たような体験が俺にもなくはない。
部落解放運動の強烈なエネルギーと自己肯定感に支えられて育った
高校に入って運動から遠ざかってからは、その熱気は失われた。
いや、「失われた」というのとはちょっと違うか。
ここもうちょっと掘り下げたい。
三島由紀夫と全共闘、ウガンダの黒いダブ・アナキスト集団IR、
ここのところ「革命」についてぐるぐる考えながら、
部落解放運動、黒人音楽と公民権運動、ラスタファリアニズム、
そう考えると、俺やっぱ「渋谷系過激派」だったんだろうな。
渋谷系には保守派・革新派・過激派がいたのは事実である。
— stonedlove (@mskasuga) 2021年7月16日
俺はもっぱら革新派や過激派とつるんでいたので保守派のことはよくわからん。
大学生のとき所属していた「ブリティッシュビート研究会」
政治の季節がサブカルチャーへと変遷していった、いかにもあの時代らしい話だ。
いつか書こうと思っていたが、俺は中学時代に「革命」
ただあまりにもまばゆい時間と空間だったため、
1年戦争後のアムロやジャミル・ニートみたいな状態だ(
吉田中学校に俺がいた時期は、広島の反戦・
いじめの兆候があれば生徒たちが徹底的に話し合って解決し、
生徒同士の敵対心や競争心が消えて一体感が生まれ、
当時、部落解放同盟少年部のリーダーをやっていた俺は、
なぜ、あんなふうになにもかもうまくいったのか、
中学の3年間があまりに輝かしかったせいで、