衆院選に際して思ったこと

思いついたことをダダッと書いてみる。

【思考実験】

・ニッポンは呪術国家。
・国民の大半は呪いにかかっており、人々の心は天井や球体のごとき壁に囲まれている。
・野党に投票するなんてことを考えるだけで恐ろしくて身がすくむ。
……あ、アーサー・C・クラーク『都市と星』がそんな話だったな。

「認知的不協和」も追加。あと「権威主義的パーソナリティー」「タイフーン・メンタリティ」も。

そうか、「認知的不協和」って「キツネとブドウ」か!
(この場合「ブドウ」は「豊かな暮らし」「自由」「平等」「人権」など)

「お上に逆らうのが怖い」感覚が蔓延してるんだろうな。
わしにはさっぱりわからんが。呪われてるんだわ。

理屈じゃないのよ。呪術なんすよ。呪縛にかかっている人間はその枠から出ることが恐ろしくて仕方がない。枠の中に居続けるためにはありとあらゆる理屈をこね続ける。絶対に出たくない。

ネトウヨ的想像共同体のなかではドナルド・トランプは負けていないし、コロナはただの風邪。在日コリアン在日特権でウハウハ。東京・大阪には北朝鮮スリーパーセルが潜んでいる。辺野古で騒いでるのは中韓工作員。そして野党はだらしない。
これらは、信じている人たちのあいだでは「現実」なのさ。

ヴードゥーの呪いが遠い昔の遠い世界の話じゃなく、きわめて今日的な問題として立ち上がってくるんだわ。

stonedlove.hatenablog.com

こんだけ悪辣な政権がひっくり返らないのは、国民の大半がDV被害者みたいな呪縛にかかってるからなんだろうな。

どうしても立憲民主・共産・社民に入れられないんだよ。考えるだけで恐ろしくて仕方がない。だから維新に投票する。
これもう、啓蒙主義ではどうにもならないよ。呪術だし呪縛なのよね。呪われてるのよ。

Screamin Jay Hawkins - I Put A Spell On You

www.youtube.com

「呪い」「呪術」「呪縛」という言い方が嫌なら、「物語」と言いかえてもいい。

俺は民俗学と心理学、宗教学を援用して理論武装することにする。
俺自身と家族と次の世代の未来のために。

 

日本共産党は部落差別を認めていないので被差別部落民としては胸中わだかまる思いがあるが、今回の衆院選の対応については何もかも非の打ち所がない。
今回の比例は、わが人生で初めて日本共産党に投票した。

Dappiが決め手だった。

俺の観測範囲では、Buzzap!が2018/5/23に政党関係者・会社組織による運営である疑惑を報じている。
最近では小西ひろゆき議員のツイート(10/6)を受けてフライデー(10/8)、弁護士ドットコム(10/9)、BuzzFeed(10/11)、日刊ゲンダイ(10/12)、東京新聞朝日新聞(10/13)が報道。
産経が10/14に申し訳程度に小記事を掲載した。
毎日新聞は10/20に報道。読売新聞は10/31現在なにひとつ報道していない。

Dappiに関していちばん信頼できる新聞は「赤旗」だ。

www.jcp.or.jpでも、投票用紙に「日本共産党」と書くとき、ちょっと手が止まった。

これは俺にかかっている呪いだ。と同時に、日本共産党にかけられた呪いでもある。

 

代理ミュンヒハウゼン症候群
https://kotobank.jp/word/%E4%BB%A3%E7%90%86%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%92%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%BC%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4-889931

「親が子どもの身体をわざと傷つけたり、病気になるよう仕組んだりしたうえで、健気に看病する親を演じて周囲の同情や注目を集めようとする精神疾患。幼児虐待の特殊型ともいえる。子どもに様々な検査や治療が必要であると医師に誤診させるために、体温計を操作して高体温を装ったり、子どもの尿に自分の血液を混ぜて血尿に見せかけたりするなどして症状を捏造する例がある。エスカレートすると薬物などを飲ませたり窒息させたりして子どもに実際の身体不調や病的状態を作り出し、子どもが死に至るケースもある」

↑これ、自民党と維新のやり口だよな。

自民・公明・維新に投票した人たちが自信満々・威風堂々と一票を投じたとは俺には到底思えない。見えない恐怖に怯えびくびく震え身をすくめているのだ。

「この人たちの不安に寄り添わねば」という思いと「クソ食らえ勝手にしやがれ」という諦観が俺のなかで拮抗している。

 

IRのダブを聴いてニッポンジンに蔓延する悪しき奴隷の呪いを解こう。

dubreality.bandcamp.com