www.shobunsha.co.jpなんとなくヘントフ『ジャズ・カントリー』あたりの影響でタイトルの一人称を「ぼく」にしてみた。
Twitterでやけのはらさんがデューク・エリントンの解説サイトを紹介していて、ジャズを聴きはじめた頃のことをいろいろ思い出したのでメモ。
デューク・エリントンはビッグ・バンドのスウィングも組曲もスモールコンボも最高。
ギャングが跋扈する酒場で鳴らしたヤクザなピアノがミンガスとローチの煽りでロールしまくる『Money Jungle』、ひさびさに聴いたらやっぱむちゃくちゃヤバかった。
Duke Ellington - Money Jungle
open.spotify.comDuke Ellington - Early Ellington 1927-1934
open.spotify.com浪人生の頃、最初に友達に聴かせてもらったのがこの時期(1927年〜)のエリントンなのでいちばん愛着がある。刷り込みですね。とくに"Black and Tan Fantasy"と"Creole Love Call"、"The Mooche"が好き。植中君元気かなあ。
上京してからしばらくはロックとブルーズ/R&Bばっかり聴いていたけど、油井正一『ジャズ:ベスト・レコード・コレクション』に出会って、のめり込むようにジャズを聴きまくった。ニューオーリーンズからスウィング、バップ、モード、フリー、ソウル、フュージョン……
当時所属していたブリティッシュビート研究会は、CDと入れ替わるように店頭から姿を消していったアナログレコードを偏愛する集団だった。私はCDとカセットをメインに音楽を聴いていたが、連中の影響でプレイヤーを購入してレコードマニアへの道を歩む……いや、爆走していったのであった。
油井正一『ジャズ』がなかったら出会えてなかったレコードがたくさんある。まだ聴いてないアルバムも山ほどあるけど、いまはSpotifyのおかげでずいぶん助かってる。
初めて買ったジャズのレコード。サーストン・ムーアが『クロスビート』で推薦していたのを見て触発された。 とくに冒頭の"India"にはいいようのない衝撃を受けた。ポリリズムとドローン、インド音階、ドルフィーのバス・クラリネット……。
いま思えば、あのとき『Impressions』を買った高田馬場〈DISC FUN〉の店員さんは松永良平さんだったんですね。
油井正一の小気味よい文体にはずいぶん影響を受けたように思う。
旧友ケンゴ君からもらったMFC新人ライヴ(90年6月24日)の写真。自作のマディTシャツを着たミー・アゲンスト・ザ・ワールドなたたずまいのあたくし、イケメンすぎていろんな意味で泣く😭