中川敬&リクオ『うたのありか』11/23・24 札幌 円山夜想

中川敬&リクオ、4年ぶりの札幌!

ライヴ前日、予習に余念なし。

1日目!

ふたりの息がぴったり合ってて全曲よかったけど、とくに"(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding"が最高だった!
19のとき、上京して初めて組んだバンドで演奏した思い出深い曲なのです。

あと思ったこと:
・ハーモニーがとても美しかった。合わせにいくんじゃなくてふたり別々の方を向いて奔放に発声してもピタッと合う感じ。ダブルスのスポーツ選手みたい。
・中川さんのファルセットってあんなにキレイだっけ? まっすぐに澄んだ天使のような美声だった。目を閉じれば(笑)

2日目の入場曲は渥美清男はつらいよ」。みんなで奇数拍で手拍子するの楽しい。
中川さんのTシャツには"FREE PALESTINE""END APARTHEID"✊

ふたりとも序盤からノリノリで最後までまったくダレず幸福な時間が続く。

リクオ「雨上がり」はほんとにいい曲だなあ。

どうしようもこうしようもなくって
ブルーにこんがらがってる時って
あるあるよくある俺もある

平和への祈りを込めたキンクス「Waterloo Sunset」、そしてビクトル・ハラ「平和に生きる権利」に感涙。

終演後に中川さんとした話:
ローリング・ストーンズ「ブラウン・シュガー」問題について。歌詞を変えて再演すれば? というのが中川さんの案
・「六甲おろし」は宗教歌らしい(笑)
・俺が小学生の頃に広島県北の部落解放子ども会の集会で「水平社宣言」を朗読し「解放歌」(水平歌)を合唱していたという話をたいそう喜んでくださった
被差別部落つながりでいえば、ソウル・フラワー・ユニオンの前作『バタフライ・アフェクツ』に収められた「路地の鬼火」に俺は非常に感銘を受けた。中上健次の世界に旅するような日本語のロック音楽を作ってくださったことに感謝(という感想を中川さんに直接伝えられてよかった)
・ミュージシャンが陰謀論とスピリチュアルにハマる問題、ますますひどいことになっている(議論が深まりました)

中川さんリクオさんありがとう! また来てね💐💖

breast.co.jp

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