「ヒップホップダンス」必修化? (゚Д゚)ハァ?

ダンスが中学で必修化されて検査・指導・摘発が続き、悲喜こもごものクラブ経営者たち

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32284

中学のダンス必修化でヒップホップに指導資格

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/04/18/kiji/K20120418003073120.html
ダンスだけじゃなくてグラフィティも必修化すべき。
ていうか、「ヒップホップダンス」ってなに? 「ジャズダンス」みたいなもん? 「ヒップホップ」や「ジャズ」とはあまり関係ないのかなあ。
俺は「ジャズダンス」って字面を見るとジャズ・ディフェクターズみたいなのを想像するんだけど、違うよなあ。あとセシル・テイラーのダンスとか。

The Jazz Defektors Live

Cecil Taylor Live 1984


で、「ヒップホップダンス」ってなんだ?

worldrhythmdance - ワールドリズムダンス技能協会

http://www.worldrhythmdance.jp/
これが件の「ヒップホップダンス」検定団体。顧問にCRAZY-Aとかいたら支援するのに。絶対そういうんじゃないよな。

マイ・ブラディ・ヴァレンタイン『Glider』

Glider

Glider

マイ・ブラディ・ヴァレンタイン『Glider』。いま聴くとドゥームっつーかヘヴィ・ドローンだな。
マイ・ブラディ・ヴァレンタインを聴くと、池袋WAVEと吉祥寺WARSZAWAを思い出す。1991年の俺のファッションはマッシュルーム・カットに花柄シャツとベルボトムでマッドチェスター風、気分によっては細身のパンツでモッズ風という60s/90s対応型であった。残念ながら学業にはあまり対応していなかった。
5月末には『Loveless』のリマスターが出るそうな。いろいろと感慨深い。


Re-Traced

Re-Traced

シニック『Re-Traced』プログレッシヴ+メタル+エレクトロニックのバランスがすごくいい。こないだのボリスとか近年のラッシュを連想する。

■雑記

マディ・ウォーターズの髪型は誰の影響だったのか知りたい。
ジミ・ヘンドリックスボブ・ディランをまねてあの髪型になったそうだ。宇都宮隆の髪型はロッド・スチュワートの影響らしい。


ミルト・ジャクソンのあだ名“Bags”の意味は「涙袋」のことなのね。岸部一徳的な。
よって、よく“Bag’s Groove”と書かれるが、“Bags’ Groove”が正しい。


■結婚10周年(3/19)

■ああ娘

妻が買ってきたひまわりの種をうれしそうにムグムグ食う娘。『とっとこハム太郎』を見てあこがれていたらしい。


娘が保育園に駆け込むときの嬌声が、プリンス“Sexuality”のイントロに似ている。


マンと記念撮影。


娘「ぞうのがんだむ、どこ?」ジュアッグを出してやると「ぱおーん、ぱおーん♪」すこぶる上機嫌である。


娘が好きな「ふねがしずむ こまーしゃる」

アンドリュー・ヒル『Compulsion!!!!!』

Compulsion

Compulsion

黒い衝撃。予想もつかない曲展開、パーカッションを交えてうねる重厚なリズム、カオス一歩手前でグッと持ちこたえるバンドの緊張感がすさまじい。サックスはジョン・ギルモアなのか!


Spacefunk

Spacefunk

モッサリと霧がたちこめる中をさまようような独特の音響空間。デジタルとアンドリュー・ヒルは似ていると思う。


NO REST FOR THE WICKED

NO REST FOR THE WICKED

数あるオジーのソロ・アルバムのなかでもかなり好きな作品。ピッキングハーモニクス男のロマン。映画『オジー降臨』、観に行きたいなあ。


Love & Revolution

Love & Revolution

柔らかなヴォーカル・ハーモニーやブラスのアレンジが小憎いまでにキマった60sテイストのソウル/ジャズ。ポール・ウェラーが聴いたら嫉妬しそう。


※カウント・ファイヴの"Psychotic Reaction"はバスドラだけ偶数拍でほかがシャッフルなので、妙なズレが巧まずしてポリリズム的な浮遊感を生んでいておもしろい。昔から好きな曲。バンドでコピーしたこともある。

Count Five「Psychotic Reaction」


SHING02 & HUNGER「革命はテレビには映らない」
Revolution Will Not Be Televised 2012
http://e22.com/notv/


■雑記
※台湾原住民による抗日暴動「霧社事件」をモチーフにした映画『セデックバレ』評。なんとかして観たいものである。
日本人を文明人として描きすぎた? 台湾発「セデックバレ」は反日映画か
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20111003/222975/


※鋼のごとき電車内同調圧力に毎日囲まれていると、韓国や中国みたいに平気でギャアギャアしゃべってるほうがむしろ健全なんじゃないかと思う。
東京の地下鉄、来春から携帯電話が利用可能に
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20111205_495932.html


※妻とダベっているうちに「文章のテクニック」の話になり、超久々に本多勝一『日本語の作文技術』をひっぱり出す。著者には毀誉褒貶あれど、やっぱおもしろいわ、この本。凡百の自己啓発本なんぞと違って、読むだけで確実にスキルアップを計れること間違いなし。

日本語の作文技術 (朝日文庫)

日本語の作文技術 (朝日文庫)


※溝口敦『暴力団』。暴力団の実態をじつに平易な文体でわかりやすく解説している。「地獄の池上彰」といった趣。超オススメ。

暴力団 (新潮新書)

暴力団 (新潮新書)


※弟が店長やってます。お近くの方はぜひどうぞ。(やらせじゃないよ!)
八剣伝 武蔵関店 - 武蔵関/焼鳥 [食べログ]
http://r.tabelog.com/tokyo/A1321/A132105/13132779/
ふらっと来たお客さんが、はじめてのレビューを書いてくれたそうです。(俺じゃないよ!)


武田泰淳「女賊の哲学」に痺れる。血生臭くもすがすがしきヒロイニック・ファンタジー


※嵐の二宮君がポッキーのCMで“Chant Down This“と言っている。ソウル・レベルである。


※頑張って「チャラ男」を演じているオリラジの藤森君が嫌われないのは、見ている我々も日ごろ無理して何かしらの「キャラ」を演じざるを得ない現実があるからだろうね。

Perfume『JPN』

JPN(初回限定盤)(DVD付)

JPN(初回限定盤)(DVD付)

なんだなんだこの高揚感とわきでる勇気とふわふわくすぐったい肌触りは。こりゃどえらい傑作だわ!
電車んなかで目つぶって聴いてたら「心のスポーツ」あたりで一瞬幻覚が見えた。なんだったんだ、あれは。


爆発するソウル(紙ジャケット仕様)

爆発するソウル(紙ジャケット仕様)

幻の名盤解放同盟が監修したソウル歌手時代のコンピ『からっぽの青春』が入手困難になっていたが、なんと1970年のデビュー・アルバムが初CD化!

串田アキラ「しあわせの限界」


串田アキラのものまね、俺、けっこう得意。


下北沢〈DISC SHOP ZERO〉にて購入したレコード。ピンチ&シャックルトン『Pinch & Shackleton』。


後輩Mystica Tribe君の新作「Flowers」、激ドープ! 思わずリバプールのおっさん風コメントを書きたくなる。「ゆうれいアシッドダブ」みたいな。
http://soundcloud.com/tkfmnd/flowers
SoundCloudのページにフランソワ・K(fknyc)がコメントしてる。よかったねミスティカ君!


■ああ娘
※自転車で保育園の見送り中に「はやくしないと、ぱーてぃーに、おくれちゃう!」と娘。
「パーティーでなにするの?」と尋ねると、「あのね、ぱぱに、うめぼち(梅干)のおべんとうを、つくってあげるの」だそう。朝ごはんに私が作った梅干のおむすびをいたく気に入ったようである。
「梅干のお弁当には、ほかになにが入ってるのかな?」と尋ねると、満面の笑みで「しおこんぶの おにぎり!」だって。それも彼女の好物である。しかし栄養のバランスが……(´∀`;)


※娘が私と妻に書いてくれた「ねんがじょう」。アブストラクト・アートの極みである。


※娘はユッスー・ンドゥールの“Black Woman”という曲をいたく気に入っている。「なんだか、からだが、うごいちゃうのよねえ」だって。

Youssou N'Dour「Black Woman」


※数年前はメタルとガンプラの巣窟だったわが家。こんなことになるとは想像すらできなかった。

キンメリアのコナン

ディ・キャンプ&ニューベリィ『復讐鬼コナン』(ハヤカワ文庫)読了。
これを認めないコナン・ファンも多いと聞いていたので気構えて臨んだのだが、おもしろいじゃん!
ただ、嫌いな人がいるのもわかる。ハワード特有のドスや凄みにはあきらかに欠ける。
そのぶん、ファン・サービスは満点。過去の戦場を訪れ、懐かしい人々と再会するエピソード(デビ・ヤスミナ!)なんかがふんだんに散りばめられていて、トリビュート/リミックスとしては悪くないし、堪能した。
そういや創元社の新訂版コナン全集はまだ読んだことないんだよな。読んだ方、どなたか感想を聞かせてください。


ムービープラスで『コナン・ザ・グレート』(原題:”Conan The Barbarian”)を放送していたので録画した。アーノルド・シュワルツェネガー演じるところの無口で鈍重なコナンは、ハヤカワ育ちの俺がイメージする知的で俊敏なキンメリアの野蛮人とはちょっとイメージが違うが、これはこれで血生臭くて陰鬱で、大好きな映画だ。


とかなんとか考えながらネットを眺めてたら、なんと、新作映画ができてるじゃん! 観たい!!

Conan the Barbarian 3D

http://www.conanthebarbarianin3d.com/


■雑記
※アタックの直後に細かいビブラートをかける、「を」を「うぉ」と発音する、スラーをしない(音階をカクカク変化させる)のが、いまのJ-POPシンガーの歌唱法の特徴だと思う。ラウドネス・ウォーの時代にふさわしいとは思うが、俺は好きになれない。
教育テレビの『0655』でやってたデーモン小暮が歌う「toi toi toi」に違和感を覚えたポイントもそのあたり。昔はあんな歌い方じゃなかったんだが、いまはあれがスタンダードになっちゃってるんだろうな。


※「最初に二次元に浮気したのはあっちだし」
↑祖師ヶ谷商店街ですれ違った女子高生が携帯電話に放ったフレーズが鮮烈すぎたので、ここに記録する。


※『怖い噂』の記事、今回も凄絶でした。
解き放たれた核という呪い、サヨナラノツバサ広瀬隆 - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと
http://d.hatena.ne.jp/oizumi-m/20111103


※「屠畜場」という言葉をめぐり表面化する「言葉狩り」の現在。ちなみに『世界屠畜紀行』は『部落解放』で連載されており、単行本は解放出版社から刊行されている。
内澤旬子 空礫絵日記 : 屠畜場という言葉を巡って
http://kemonomici.exblog.jp/17048386/


TOKIOの『ドリランド』外宣カーが渋谷の街を走っている。ロバート・E・ハワードの『コナン』から80年。ニッポンのヒロイック・ファンタジーは、むき出しのエクスプロイテーションになり果てた。ジャニーズ、越えちゃいけない一線を越えちゃったんじゃないかなあ。

ザ・ストーン・ローゼズ復活祭

NMEのニュース(2011年10月18日)。
叔父にもらったベルボトムを履いて原宿に花柄シャツを買いに行った1990年の夏がよみがえる……のか!?

The Stone Roses confirm reunion and two homecoming shows for 2012

http://www.nme.com/news/the-stone-roses/59869

みんないい顔してるじゃねえか(´;ω;`)
『石と薔薇』、あらためて聴きなおすとレニのドラムがすさまじいな。シンプルなキットをフルに鳴らしきり、よく歌うドラミング。そういやコーラスも取ってたよね。
レニのスネアはやわらかいんだけど芯が重い。ロビー・マディックスはハネるけど硬かったなー。
高城RENI


■ああ娘
※『西部警察』のオープニングを見ながら「どかーん! どかーん!」とはしゃぐ娘。アラレちゃんか。
※娘、晩ごはんに出てきたサザエの肝を6個分独占。俺はそのとき不在だったのだが、妻によると「とうちゃんには、きもなんてないよって、うそをいえばいいじゃん」とぬかし、「このくろいうずまきのところがおいちいのよねえ」とニヤニヤしていたらしい。
※娘が通っている保育園のいつもおっとりして温厚な保母さんが『THE VELVET UNDERGROUND & NICO』のTシャツを着ているのを見てどぎまぎした。

住所不定無職『トーキョー・ポップンポール・スタンダードNo.1フロム・トーキョー!!!』

トーキョー・ポップンポール・スタンダードNo.1フロム・トーキョー!!!

トーキョー・ポップンポール・スタンダードNo.1フロム・トーキョー!!!

出たよ出ました住所不定無職の新しいフルヴォリュームシングルが!!


いやーやられた。こう来るとは思わなかった。
化けたね。大化けした。ひと皮もふた皮もむけました。
ほんとにすごいメロディーメーカーに成長してるわー。
ソングライティングの飛躍的な向上にともない(ということなんだろうと思う)、今回はいままでより毒気ひかえめでお砂糖多め。
そこにベストなアレンジとミキシングをもってきたスタッフの仕事もお見事。
魔法の粉がたっぷりふりかかった珠玉の「ポップンポール」、全7曲。
拍手喝采!!