ウラジミール・ホロヴィッツ『Live and Unedited』

Live & Unedited: Historic 1965 Carnegie Hall (Dig)

Live & Unedited: Historic 1965 Carnegie Hall (Dig)

ウラジミール・ホロヴィッツ『Live and Unedited』。クラシックの知識はほぼないけど、この人のピアノにはぐいぐい引き寄せられる。しばらく追っかけてみよう。
この人とグレン・グールドのピアノは感覚的にしっくりくる。うまくいえないんだけど、ジミ・ヘンドリックスバド・パウエルにも相通じる「シビれる」感じがする。両者ともクラシックの世界では異端児らしい。
震災をきっかけに、いままで苦手だったクラシックがすんなり聴けるようになった。外界の変容にともなう、なにかしらの内的変化があったのかもしれない。
まだ名盤ガイド本の類いには手を出さないようにしよう。なんとなくだけど、クラシックはロックやジャズ以上に馬鹿評論家が多い気がする。


Yes Album

Yes Album

エス『The Yes Album』。40のプログレ手習い。いろんなアイディアが奔放につめこまれて、ちょっと未完成な感じが想像力をかきたてる。


Shaolin Soul

Shaolin Soul

V.A.『Shaolin Soul』。怪しげなタイトルだが、中身はウータン・クランの元ネタ集。O.V.ライトやらウィリー・ミッチェルやら入ってて激シブ。
しかし俺はいまや「ウータン」と聞けばRZAよりも先に『いないいないばあっ』の「うーたん」を連想してしまう。そういう生活をしている。


バーリントン・リーヴァイ『Shaolin Temple』。かの名盤、リー・ペリー『Kung Fu Meets The Dragon』を凌駕する珍妙なアートワーク。カンフー&レゲエ好きとして、ひさびさにジャケ買いを決意した1枚。

■雑記

※初めて観たカンフー映画は『少林寺木人拳』。ラスボスである親の仇を倒したらすぐ「劇終」という殺伐とした展開には大いに衝撃を受けた。


※香港映画ライターだったくせにブルース・リーにほとんど興味がない妻。どの作品の話をしても「おまいは、たんろんかー」で返される。それも観てないでしょアンタ。


※『オースティン・パワーズ』(クインシー・ジョーンズ「Soul Bossa Nova」)と『片腕カンフー対空とぶギロチン』(ノイ!「Super」)は、俺のなかで1・2位を争うかっこいい映画オープニング。


※「キンクスがデイヴ・デイヴィス抜きで再結成?」http://oops-music.com/info/view_news.html?nid=64688
オエイシスも顔負け。年季の入った不仲っぷりがすさまじい。


※『いないいないばあっ!』のゆうなちゃんとタケカワユキヒデは似ている。